何かを期待することの「罠」

いきなりですがあなたに質問です。

あなたは何故ヘミシンクのセミナーに参加されるのでしょうか?
または参加しようとお考えなのでしょうか?

この問いかけの答えは多岐にわたります。

科学で説明できない「意識」の世界を自分の体験として確認したい、とか
死後どうなるのかについて知りたい、とか
亡くなった家族ともう一度会話してみたい、とか・・・

さてさて、
こうした「ヘミシンクを試してみたい理由」について
実は事前に理解しておくべきことがあります。

ヘミシンクを試してみたい理由は人によってさまざまですが
事前に理解しておくべきことはすべての理由に共通です。

つまり、ヘミシンクを試したいすべての人が
事前にしっかりと理解しておくべきこと。

今回はそれについて書きますね。

・・・なんて物々しい言い方をしていますが
とてもシンプルな事柄ですのでご安心ください。

それは
ヘミシンクの「罠(わな)」にハマらないでね、ということ。

おそらくヘミシンクに興味を持った人のほとんどが
ヘミシンクによる体験に大なり小なり期待します。

もしかしたら、死んだ家族に会えるかもしれない、とか
死後の世界を垣間見ることが出来るかもしれない、とか
自分が今回生まれてきた理由が分かるかもしれない、とか・・・

こうした期待は決して悪いものではありません。

それを期待するからこそ
ヘミシンクを試してみたいわけですよね。

しかしながら
その期待、ともするとヘミシンクの体験の邪魔をすることになるかもしれません。

たとえば
死後の世界を垣間見てみたい、
と思ってヘミシンクを聴いたとします。

その結果、何も見えない
真っ暗な空間が眼前に唯々広がっているだけ、
それ以外なぁんにも起きない・・・

こんな状況だったら
きっとあなたも「なんだヘミシンクなんて何も体験できないじゃないか」
と感じてしまうと思いませんか?

もう少し気の長い人なら
同じセッションCDを何度か繰り返し聴かれるかもしれないですね。

それでも、何度聴いても何も起きない・・・

となれば流石に「ヘミシンクなんてインチキ」
って思ってしまうことでしょう。

これが世に言う「ヘミシンクの罠(わな)」です。

期待通りの体験が叶わない・・・

これ、本当に何も体験できていないんでしょうか。

そりゃそうでしょ、真っ暗闇を見るだけなんだから
体験なんて出来ていないでしょうに。

独学でヘミシンクを頑張っている人に多いんですよ、コレ。

真っ暗で何も起きない・・・これが体験じゃないって、どうして言えるんでしょう。

窓のない部屋に入りドアを閉めて電気を消したら
そこに見えるのは真っ暗闇ですよね。

コレ、真っ暗な部屋を体験しているのでは?

何も体験できていないんじゃなくて、暗闇を体験している。
これは立派な体験なワケです。

ヘミシンクで死語世界を垣間見ようとしたらひたすら真っ暗闇が広がっていた。

コレ、死語世界が「真っ暗闇」だとしたら、立派な体験ですよね。

きっとあなたは、
死語世界には先だった友人知人が待っていて、自分を優しく迎えてくれる
みたいな体験を期待したのではないですか?

でも実際には期待したような体験は起きなかった。
どころかひたすら真っ暗な闇の広がりを為す術なく見ていた・・・

よろしいですか?

あなたが期待したような体験が起きるとは限りません。
それどころか「何も起きない」という体験をすることになるかもしれません。

だとしても、それはそれ。
それもヘミシンクの体験なんですね。

期待したような体験が出来ない・・・これがヘミシンクの罠です。

期待すればするほど、期待外れ。笑

だってあなたはヘミシンクの体験ってどんなものか知らないわけですよね。
なのに体験を期待してしまうって、おかしくないですか?

あなたが期待したことが起きないのは当たり前なんですよ。

でもそれで、ヘミシンクがインチキとか思わないようにしましょう。
あなたの期待とは違っても、そのときに起きていることが「本当の体験」なんです。

期待することの罠にハマらないようにしましょう。

これにハマることの最大のリスクは
実際の体験が起きていてもそれが自分の期待とは異なるため
本当の体験に気づかないようになってしまうこと。

ヘミシンクえお聴きながら
起きてくることをそのまま受け止めてください。

期待を手放して、起きていることをそのまま受け入れたとき
それが「体験」であることに気づくはずです。

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